三宅郁美料理サロン - Le Tablier Blanc(ル タブリエ ブラン)

Le Tablier Blanc

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三宅郁美のエッセイ|Ikumi Miyake's Essay

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Vol.10
春のニューヨーク&夏のパリ(お気に入りの一皿)
4月・久しぶりのニューヨーク
 ニューヨークを歩き回るには地下鉄・バス共通のチケットを利用するのが一番。 けれどニューヨークの地下鉄は少し苦手です。どうしても「暗くて・怖い」イメージです。それに「直ぐそこに駅がある」という感じがしないので、地下鉄に乗るには「歩かなければ」。で、つい億劫になります。だったら数分間隔で運行している「バス」がとても便利。縦横(カギ型「)に移動するときは一回降車してもワンチケット料金ですし、一日有効チケットがお得ですし、更に3日間、1週間チケットは更更にお得です。
 高層ビルの谷間を走るバスの窓から眺める景色は、歩くのとは又違った目で見渡せ、雄大さも倍増です。昼間はニューヨークの縦横に走る道路を何度もバスに乗って歩き回り、へとへとになるまで楽しみます。
 今回は秋に結婚を控えた姪を伴っての結果的には「出費旅行」。ウエディングドレスや関連商品に目を輝かせ、町中を買い占めたい勢いの姪を「なだめ賺せる役」でしたが、女の子と一緒の旅はほんとに楽しくて「俄かママ」をエンジョイしました。

写真 私のマンハッタンでの楽しみの一つが「グランドセントラルステーション地下のオイスターバー」での食事。オイスターを食べたいわけでは無くて、ここの魚料理や「クラムチャウダー、ブイヤベース」は絶品です。独りで行った時はカウンター席にすればいいので気軽に入れます。お試し下さい。

6月末のパリへ。今年も異常に蒸し暑かった・・
 パリも地下鉄とバスは共通チケットです。
 パリはバスも充実していますが、町中の隅々まで隈なく地下鉄が通っていて、東京よりも駅同士が至近ですから圧倒的に地下鉄が便利でパリでの私は地下鉄派。けれどパリのスノッブなマダムは地下鉄を毛嫌いし、「日常の足」としては使いません。私の友人達も絶対乗らない。パリ滞在中の私が地下鉄を縦横に使って町中を楽しんでいると驚かれてしまう程です。
 独特の閉塞感と危険、汚いというイメージが先行するようです。おしゃれをしてブランドバッグを手にしたフランス女性をパリの地下鉄で見る事は殆どありません。まだまだ階級意識が強い国なのでしょう。

写真 さて、今回の渡仏は「カルトナージュ」という「厚紙細工」を経験してみたかったのが第一目的でした(SOLDも始まる頃ですし)。最近の東京でも徐々に人気の手芸のひとつです。
 本来が不器用で手芸関係に興味が無い私は必要に迫られて「カトラリー入れ」だけがお習いしたいのですが、東京ではそんなリクエストを聞いてくださるお教室は無くて。友人の紹介で先生を捜して頂き、優しいご指導の下、不器用な私が完成品を抱いて帰国いたしました。

写真 この季節のヨーロッパの食の楽しみは、ご馳走前菜の一つ「生ハムメロン」。今回はイベリコハムとメロンの密輸が夫へのお土産です。
 因みにイベリコ産はパリで買っても高級品で100g25ユーロ(3300円位)。日本の高級ロースハムを100g500円と換算すると6〜7倍ですね。
 初めてスペインのレストランで食べてから大ファンになり、スペイン滞在中は朝から食べていたのが思い出されます。ほんのり溶け出した油分と塩気が絶妙な上に甘い香りの赤肉メロンが誠に良く合い、口に入れた瞬間から「生きていて良かった」。「別に一緒に食さなくとも」という意見の方も御尤も。スペインの力強いワイン・リオハ等とハムだけで楽しんでください。

 今回の2カ国の旅行での買い物は、9月初め完成予定の自宅兼「三宅郁美料理サロン&キッチンスタジオ」そして夫の領域「地下・音楽スタジオ」で使用する雑貨など等を物色。好みの品が見つかりましたので、秋には御覧頂けると思います。皆様と新しい「三宅郁美料理サロン」でお会いできます日を楽しみにしております。

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