三宅郁美料理サロン - Le Tablier Blanc(ル タブリエ ブラン)

Le Tablier Blanc

IKUMI MIYAKE OFFICIAL SITE

三宅郁美のエッセイ|Ikumi Miyake's Essay

 [Back]

Vol.4
パリ 初夏の風物詩
いちごジャム「ジューンブライド」と言うように、6月の週末、ヨーロッパの教会前では、ライスシャワーを浴びて出て来る新郎新婦の姿に遭遇する事が多くなります。
弾けんばかりの笑顔で幸せそうな姿を目にすると、こちらまでバラ色の気分、幸せのお裾分けを頂いたようで、幾つになっても立ち止まってしばしの間見入ってしまいます。
気候も爽やかで、お花も一斉に咲きほこったヨーロッパならではのベストシーズン。野菜や果物も1年中で一番豊富で賑やかな季節です。

さくらんぼの種抜き1

さくらんぼの種抜き2

さくらんぼの種抜き3
マルシェに並ぶ果物の籠々の中でもひときわ目に飛び込んでくるのが「赤い実」のベリー達。もう終わり気味のいちごに旬のラズベリー、ブラックベリー、さくらんぼ・・・いちごジャムの仕込みは終わって瓶詰めをしたものを方々にプレゼントして喜ばれたので、今日はさくらんぼ。
日本でさくらんぼを1kg買うなんて「フトコロ」が心配で勇気が出せない高級品ですが、ここはパリ。この季節はたっぷりのさくらんぼを買って、ジャムやコンポートを作ります。
子供たちは皆、さくらんぼが大好きで、ツイツイ食べ過ぎてお腹を痛くしがち。
色と酸味を残すくらいにサッと煮てあげると、皮も柔らかくなって美味しいですよ。そんな季節に登場するのが、さくらんぼの「種」を抜くこの器具。
オリーブやさくらんぼの茎を取って、丸く穴の開いた側に載せて、挟むだけ。
「種」がぎゅっと押されて、ぽろりと取れます。
アメリカやヨーロッパのスーパーマーケットのキッチンツール売場をのぞくと、
フライ返しや、レードル、皮剥きの横で400〜500円位で下がっていますので、探してみると楽しいですよ。

 [Back]